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ウィリアム・シャムロック

大阪北部地震を受けて店舗工事業者は何を考えるべきか?


はじめて、少しむつかしい話ですが、6月18日に大阪北摂地域では大きな地震がありました。 被害にあわれた店舗もたくさんあったかと思います。

大きな商業施設内での工事になると、工事区分というのが分けられてあって A工事、B工事、C工事と明確化されています。 店舗工事業者は基本的にC工事業者になります。簡単に説明すると、 A工事というのは、建築物そのものの工事です。 B工事は、テナントの都合で、建築そのものをあらかじめしておいてもらわないといけない工事です。

大きな商業施設ではこのように工事を明確化していますが、 路面店であったり、個人店舗での賃貸契約時にはそのことが ものすごく曖昧になっていることがほとんどです。 そして、「現状渡し」という殺し文句までついています。

このあいまいな部分や「現状渡し」という表現がのちのち、大きなトラブルの原因なり 施主に大きな負担になることがあります。 僕たちは、なるべくそういったことがないように、施主に後々大きな不利益にならないように いつも心掛けてます。 施工業者はプロの観点から、施主の立場になって、 常に行動するべきだと思います。 今回の地震をうけて、あまりにも知識不足であったり、 あまりにも、プロとしての自覚がない業者が目に付くような気がしました。 沢山のお客さんに喜んでもらうためにも、業界全体が、プロフェッショナルな自覚と 誇りもって、仕事に取り組むべきですし、そのあたりの意識を高めるきっかけとなる 自然災害だったなと感じました。


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