今回は、「スケルトン天井」のお話をしたいと思います。
高い天井で、開放的。それいてどこか趣があって、ラフな感じ・・・・・。
人気の天井のうちの一つですが、なかなか注意が必要です。
もし、今、すでに天井があって、その天井を壊してですね、躯体表し・・・
つまりは「スケルトン天井」にしたいという要望はかなりあります。
しかしですね、よく考えると、その天井を作るときは、スケルトンになるとは
誰も想像しない状態で、造られているのです。
なので、天井板をめくると、おおむねそのスケルトン状態は
「きちゃない」です。
配管や配線、ダクトや消防関係・・・・・
いろんなものがぐちゃぐちゃ状態なのです。
また、自分が持っていたよりも、構造部分もきれいでないことがほとんどなのです!
よく、天井を作らないことでコストを抑え・・・・・
等の話を聞きますが、逆に、見栄えよよくするのに思わぬ費用負担が発生することが
ありますので、非常に注意が必要です。
というか、逆に費用が掛かる!くらいに考えておいたほうがいいように思いますね^^
お客さんによく言われます。
「費用を抑えるために、天井を壊してスケルトンにしてほしい。」
そういう時は、僕は、全否定はしません!
やわらか~く、費用が掛かることを説明させていただいております。
実際問題として、天井を解体して「スケルトン天井」として、見栄えよくできるかどうかは
天井をすべて解体してからでないと判断ができません。
なので、その部分のリスクを覚悟の上での判断→施工ということになります。
ということで、施主第一主義のうちでは、あまりお勧めはしておりませ~ん。
では、また、次のレクチャーで☆彡